令和7年度総会に参加して
総会当日は、6月とはいえ既に真夏並みに暑く、ジリジリと肌を焦がすような日差しに体力を奪われる日でした。そのため、会場の最寄り駅で冷房の効いた地下鉄の車両から下車するのが憂鬱に感じられました。しかし、会場に到着してまもなく憂鬱は吹き飛びました。役員の方々をはじめ、既に到着されていた皆様が明るい声で歓迎の挨拶を下さったからです。
会の前半は各種議案の審議や報告などが行われました。特に興味深かったのは塾員センターの栗生様による、義塾とりわけ各キャンパスで進行中のプロジェクト・改修計画についてのお話でした。懐かしのキャンパスの懐かしのエリアが綺麗に生まれ変わる様子が目に浮かぶようで、今後の展開が楽しみになりました。
後半は美味しい料理と共に他の参加者と歓談を楽しみました。一口に社労士と言っても、業務内容や関心分野は本当に千差万別だと感じました。思いもよらないようなユニークな分野での実績を現在の業務に活かしている方、週末に行っている趣味について躍動感あふれる写真をたくさん見せて下さった方など、独自のアイデアやエネルギーには敬服させられることの連続でした。
私は会合参加が今回で3回目になりますが、毎回感じるのは、どの席に着いても、どの方とご一緒になっても、和やかにフランクに話せる雰囲気は不変だという点です。日頃目の前の業務に集中しているがゆえ、とかく視野が狭くなりがちな日常にあって、視野を広げてくれるような経験は非常に貴重です。
最後になりましたが、取り纏め役の長谷川会長、当日の進行役の深川副会長をはじめ、有意義な会のためご尽力下さった役員の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
(2003年経済学部卒 國府田 静)