於：慶應義塾日吉キャンパス

社会保険労務士三田会は本年2025年に創立20周年を迎えることとなり、
記念事業として講演会を懐かしの慶應義塾大学日吉キャンパスの大学教室をお借りして開催いたしました。
そして記念講演会の後には、同じ日吉キャンパス内に近年建設された協生館にある
「HUB慶應日吉店」にて祝賀会を開催いたしました。

　講師には慶應義塾幼稚舎教諭であり慶應義塾高等学校野球部監督である森林貴彦先生をお迎えして、
「Enjoy Baseballを通じたチーム創り、人創り」のタイトルにて、
慶應義塾高等学校野球部が2023年夏の全国高等学校野球選手権大会で優勝した時のエピソードに触れながら、
森林先生が取り組んでいる「人創り」について講演戴きました。

慶應義塾には、大学、一貫教育校ともに、スポーツ推薦・スポーツ特待生制度はありません。
講演は勝利至上主義とは異なる、個人やチームにおける「成長至上主義」の説明より始まり、
1回表から9回裏までを区分けするユニークな構成で、たっぷり90分間お話し戴きました。
休憩無しで90分間の講演は長い方になると思われますが、
その内容は素晴らしく私達社会保険労務士としては、
すぐにでも顧問先、関与先企業様へ「人創り」の手法、方法について応用し、引用させて戴きたくなりました。

他では決して聴くことが出来ない社会保険労務士三田会らしい講演をして戴き、
改めて森林先生へ感謝し厚く御礼申し上げます。

　講演会後は日吉キャンパス内にある協生館の「HUB慶應日吉店」へ会場を移し、
森林先生にも出席戴いての祝賀会となりました。

私の大学在学中は必須だった体育の授業で使っていた屋外の日吉プールを解体して、
建設された協生館の中にあるお店にて祝賀会とは、日吉も変わったなと思った次第です。
幼稚舎出身の私は、かつての日吉プールは結構お世話になっていて、
オリンピック仕様の50メートルプール、深い水球用プールでは何度も泳いでおり、
数十年前の私立学童大会では塾代表として出場し泳ぎました。
日吉プールの水は相当飲んでおりますが、その元プールの上でお酒を飲んでいるのが、
少し不思議な気分ではありました。

講演会、祝賀会には会員83名が出席し、約20名のご来賓の方々にご臨席を賜わりました。
ご来賓には全国社会保険労務士会連合会会長の若林様、東京都社会保険労務士会会長の味園様、
神奈川県社会保険労務士会副会長の伊藤様を始め、社会保険労務士団体として、社会保険労務士稲門会、
社会保険労務士駿台会の役員の方々にご出席戴いております。
また慶應義塾からは塾員センター部長の栗生様、
塾内士業団体からは税理士三田会、三田法曹会、司法書士三田会、行政書士三田会より、
役員の方々にご出席戴き、塾員士業間にて交流を深めることが出来ました。

　社会保険労務士三田会員を始め、森林先生、栗生部長、塾内士業団体、
そして講演会場を手配してくれた日吉キャンパス事務センターの濱田課長、
皆「社中」であり、福澤諭吉先生が掲げた理念の1つである「社中協力」の精神より、
実現できた創立20周年記念事業となりました。
当日協力戴いた、役員、サポーターの皆々様のお陰で、滞りなく開催できたことに深く感謝し、
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

（創立20周年記念事業　担当副会長　髙野　裕之）