<講演会に参加して>
2025年3月8日(土)、慶應義塾三田キャンパス北館にて、第14回社労士三田会研修会が開催されました。今回は「企業の未来を支える経営:女性活躍の推進とその影響」というテーマのもと、塾員で三井住友銀行代表取締役副頭取の工藤禎子様にご講演頂きました。
落ち着いた雰囲気の中、51名の三田会メンバーが参加致し(うちオンライン参加者は12名)、熱心に耳を傾けました。
工藤様は女性総合職採用1期生として当時の住友銀行に入行され、プロジェクトファイナンスなどの業務をご経験された後、現在は三井住友銀行取締役副頭取としてご活躍されております。また、塾評議員や理事も務められているとのことでした。
私自身も働く女性の1人として、また銀行での勤務経験もあることから、非常に興味深く拝聴致しました。女性が活躍して働くためには様々な壁がありますが、第一線で活躍される塾員のお話をお伺いすることができ、心強く感じました。
また、三井住友銀行様のワークライフバランスに関する制度が非常に充実していることに感心し、現在は海外勤務の従業員の方が多いことにも驚きました。
さらに、女性が一人である場面での気づきや経験談についてのお話などは非常に共感し、これからの時代において、女性従業員のみならず女性管理職の方々に活躍してもらうためにはどうしたらよいのか、考えていきたいと感じました。働き方改革が広く議論されるようになって久しいですが、女性活躍推進が企業の成長に不可欠であることを再認識するとともに、社労士としてどのような支援ができるのか考えていきたいと思います。
最後に、ご多忙のなか社労士三田会のために貴重なお時間を割いていただいた工藤様に心より感謝申し上げます。今後も、企業の実務に携わる方々のお話を伺いながら、より深い学びを得ていきたいと考えております。
(2010年 商学部卒 中谷美加)
<懇親会に参加して>
講演会に引き続き、場所を中華居酒屋東方飯店(田町センタービルピアタ1F)に移して懇親会が行われました。あいにく、研修会でご登壇いただいた工藤禎子様のご列席はかないませんでしたが、総勢39名の参加者のもと、駒井副会長による乾杯のご発声で懇親会が始まりました。中盤では新入会員6名の挨拶(僭越ながら私も挨拶させていただきました)、その他有志の方による近況報告があり、その後は席を移動しての名刺交換や歓談の輪があちらこちらで広がって、終始ざっくばらんで和気あいあいとした雰囲気が印象的でした。最後は各部会からの事務連絡に続く額賀副会長の中締めのご挨拶、そして若き血の大合唱によって、大盛況のうちに閉会となりました。
外に出るとみぞれまじりの雨模様でしたが、懇親会の余韻で寒さも吹き飛び、改めて社労士三田会の一員となれたことを嬉しく思う次第です。年次研修会の準備・運営に携わった役員の皆様にはこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
(1994法学部法律学科卒 川田晶子)