社会保険労務士三田会
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  • ストレスチェックと心理相談員

    社労士三田会会員の佐野吉昭さんが、関与されるシンポジウム等があります。皆さんが参加できるセミナーですので、紹介いたします。テーマ:ストレスチェックと心理相談員 日時:2018年5月19日

     

    ~佐野さんのメッセージです。~

    社労士として企業から急に連絡があり、社員が自殺したので対応について指導してほしいと言われたどうしたらいいでしょうか。かなり重い問題ですが、想定として少しは考えておいてもいいのではないでしょうか。

     

    厚労省管轄中災防所属の関東心理相談員会では、数年前から1次予防(プリベン ション)、2次予防(インターベンション)、そして自殺後のポストベンションまで考える実務的な勉強会の開催を考えてきましたが、ようやく理想的な陣容で 基調講演とシンポジウムを行うことができることとなりました。

     

    基調講演の自殺総合対策推進センター長の本橋先生は自殺対策の日本のトップと言ってもいい方で、前々職の秋田大学医学部長時代には、全国で自殺率の最も高い秋田県で効果的な施策を行い実績をあげて大きな注目を浴びました。

     

    他の2名のシンポジストのうち吉田先生は、最初の電通事件のときに労務担当として最高裁への対応を行い、その後退社して大学院に入り直して臨床心理士となり企業に勤めたあと開業して現在は復職支援の仕事をしている方です。

     

    浜崎さんは当関東心理相談員会副会長で、長年神奈川大学で健康管理課の課長を務めて最近定年退職された方で、在職中には多くの職員、学生の自殺対応もされました。
    当日参加の皆様には、実際の対応ができるところまでは理解できないかもしれませんが、最低の初期対応と、他人事でない、自殺を予防する強い気持ちを抱いていただければと思っています。

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