2023年3月4日(土)、第12回となる社会保険労務士三田会の研修会に参加しました。
「解雇をめぐる紛争の解決」というテーマで、塾法科大学院教授の鹿野菜穂子先生に、「解雇無効時の金銭救済制度に係る検討会報告書」の趣旨や概要についてお話を伺いました。
昨年、一昨年の研修会は、新型コロナウイルスの影響で、オンラインのみでの開催となっていましたが、今年の研修会は、3年ぶりに対面での開催が再開されました。
また、オンラインでの開催も継続され、対面・オンラインのハイブリット開催により、対面41名・オンライン10名、合計51名のご参加となりました。
対面については、日吉キャンパスの独立館の教室を使用させて頂きました。
多数の方にご参加頂き、教室は席が埋まる状況となり、また、オンラインでも全国から多数の方にご参加いただき、大変賑やかな研修会となりました。
研修会においては、「解雇」という、社会保険労務士に関わりの深いテーマについて、その労働紛争の解決システムの概要と構築にかかる検討経緯を知ることができました。
また、中央労働委員会の公益委員という鹿野先生のお立場から、同制度の構築に関する使用者、労働者の実際の反応などもお伺いすることができ、大変貴重な機会となりました。
研修会の後は、日吉キャンパス内ファカルティラウンジにて懇親会が開催され、久しぶりに対面で交流を深める機会となりました。懇親会は35名の参加となりました。
研修事業担当の皆様には、研修会を企画・運営頂き、また参加をさせて頂いたことに、この場をお借りして御礼申し上げます。
H22法学部法律学科卒
深浦 賢一