社会保険労務士三田会に参加して
今年で8回目となりました社会保険労務士三田会の新年最初の行事になります。従来は塾で教鞭をとる教授の講演会が多かったのですが、今回は塾出身で長年組合活動をされてきた東京管理職ユニオンの設楽清嗣様からお話を伺いました。
我々社会保険労務士にとってもあまり労働者の立場にたったお話聞く機会は少ないので、興味深く拝聴致しました。また、55名もの会員にご参加いただき、大変充実した研修会となりました。
設楽先生のお話は、過去のさまざまな経験に裏付けられた具体的なお話だったので、吸い込まれるように聞き入ってしまいました。
労働組合というと、一方的な人権を主張しがちだと思われがちです。しかし、設楽先生の手法は決してそのような強引なやり方ではなく、双方が納得いく落しどころを見据えた解決法を模索されていることが大変印象に残りました。
労使双方がお互いの主張を譲ることがなければ、話し合いが成立することはありません。設楽先生のような心の琴線にふれる愛情あふれる解決法であれば円滑な解決が実現できるだろうと思った次第です
講演終了後は、恒例の「つるのや」で懇親会を開催し40名の参加となりました。ご講演頂いた設楽先生にもご参加いただき、大変和やかな懇親会となりました。いつもは小林会長の「若き血」のエールでお開きとなるのですが、この日はたまたま現役の応援指導部の学生と同席し、彼に最後を締め括ってもらいました。そして最後は集合写真を撮って、お開きとなりました。
設楽先生にはその後二次会にまでお付き合い頂き、親交は更に深まりました。
今年度の社会保険労務士三田会の行事としてはこれで終了になります。今回の講演会では様々な視点の発見があり、知見がより深まった研修会でした。これからも様々な角度から研修会を企画立案していきたいと思います。
社会保険労務士三田会 会員各位
年の瀬も押しつまってまいりましたが、会員の皆さまには、日々に社労士業の発展に尽くされているところと存じ上げます。
さて、今年度の研修会を以下のとおり企画致しましたので、ご案内申し上げます。
「三田会ならではの研修会」に必ずやご満足をいただけると確信しています。
今回研修会の講師としてお招きしましたのは、「東京管理職ユニオン」のアドバイザー・設楽清嗣氏です。
設楽氏は、慶應義塾大学文学部在学中の1960年、日米安保闘争に参加し、その後中退、労働組合活動にかかわってこられました。
そして、1993年、「東京管理職ユニオン」を結成し、多くの会社員の労働相談や団体交渉を支えました。 労働運動の闘士として、55年以上にわたり、労使交渉の最前線で闘い続けてこられ、一線を退いた現在は、「東京管理職ユニオン」のアドバイザーとして、多くの会社員からの労働相談を受けております。
会員の皆さまには、長年、労働組合活動にかかわってこられました設楽氏よりお話をいただくことで、社労士として労働組合との付き合い方を学ぶことができる、絶好の機会となるものと考えます。 皆さまの奮ってのご参加をお待ちしています。
~社労士三田会 研修会~
日 時:2018-1-20(土) 14:00~ 受付けは13:30から行います
場 所:慶應義塾大学三田南校舎4階443教室
研修会:14:00~15:50頃まで
テーマ 「社労士としての労働組合との付き合い方」
講 師 設楽 清嗣 (したら きよつぐ)氏
懇親会:16:00~17:30
研修会終了後、懇親会を予定しています。
大衆割烹 つるの屋 03-3451-5052
港区芝5-14-15 機械工具会館B1
会 費:研修会 1,000円
懇親会 3,000円
当日受付にてお支払いください。
参加希望の会員は、下記アドレス宛に、件名『研修会参加希望』と記載の上
① 氏名 ② 学部、卒業年度 ③ 懇親会参加の有無 をメール願います。
アドレス : srmitakai2011■yahoo.co.jp(■のところを@に置き換えてください)
送信期限 : 平成30年1月10日(火)