2024年3月9日 三田キャンパス北館3階大会議室にて第13回社会保険労務士三田会研修会が開催されました。
経済学部特任准教授 石井加代子先生に「所得格差とウェルビーイング格差の動向~働き方から取り組むウェルビーイングの向上~」をテーマにご登壇いただきました。先生は慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター研究員を兼任され、多くのデータ解析と導き出される結果をご説明くださいました。
「ウェルビーイング」とは何か。所得のみに着目して「幸福度」を計るのではなく、メンタルヘルスや生活や健康の満足度や働きがい、働き方など包括的に捉えて「幸福度」を考える尺度。それらを数値化、見える化していく興味深いアプローチは今後、社労士業務を進める上でも意義深いものと思われ、質疑応答の時間には活発な意見交換も行われました。
久しぶりの三田キャンパス開催となり、立派な大会議室に感動する声も聞かれました。各席に設けられた視聴覚設備も格好良く、次回はぜひ手元マイクを使って発言したいと思います。難しそうなテーマでしたが思い切って参加して良かったです。ありがとうございました。
参加者は46名(うちオンライン8名)でした。
研修会後には同館1階ファカルティラウンジにて石井先生もご出席くださり参加者36名で懇親会も行われました。
1989文人間関係学科卒 岩渕実香
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