社会保険労務士三田会に参加して
S.62法学部法律学科卒
幹事 上里 朝也
社労士三田会の研修会も今年ではや9回目となりました。今年お招きしたの塾法科大学院教授の両角道代先生で、今まさに最重要政策である「働き方改革」について、中央労働委員会・労働政策審議会の公益委員という立場からのお話が聴ける絶好の機会となりました。また今回は、三田法曹会の先生方も多数お越し頂き、不順な天候にもかかわらずこれまでで最も多い75名のご参加を賜りました。さらに会場も塾員課のご厚意により立派な会議室を使用させて頂き、おかげさまで初めて尽くしの盛大な研修会となりました。
ご講演は、労働時間法制と公正待遇という2つの柱について、沿革や海外事情、法案成立過程やその真に意味するところなど、労政審での動きや先生ご自身の見解や体験などを盛り込みながらの、わかりやすく実りあるお話でした。いよいよ働き方改革関連法施行を目前に控え、私たち社労士の果たすべき役割について改めて考えさせられる機会だったと思います。
終了後恒例の「つるのや」での懇親会は58名もの方々が集まり、これまた賑やかなものとなりました。長谷川副会長の乾杯で始まり、両角先生もご予定がある中ご参加頂きましたが、この日が先生のお誕生日だったことは最大のサプライズでした。最後は小林顧問の指揮による「若き血」の熱唱、杉山副会長の三本締めで盛況のうちに散会となりました。
今回の告知を契機に新規入会の方も大幅に増え、おかげさまで平成最後の社労士三田会の行事は無事終了しました。元号も改まる新年度も、皆様に様々な機会をご提供していきたいと考えております。
Category: 研修会